いろいろな名前
・ビオラ・ラブラドリカ
・銅葉すみれ
・黒葉ビオラ
・紫式部
沢山の呼び名を持つスミレですが、私は「銅葉すみれ」と呼んでいます。
銅葉すみれとは
多年草で、耐寒性・耐暑性があり、とても扱いやすいスミレです。
開花時期については長く時期があり、それぞれの個体によるのかなと思われます。
葉も枯れず越冬します。よくある、パンジーなどは一年草ですが、こちらは、毎年ずっとそこに居てくれますよ(^^♪
↑紫色の小さな花がたくさん咲きます。とてもかわいいです!
よく増えてもりもりしてくるので、ガーデニングでシックなお庭によく合うと思います。
うちにある土は盆栽用の「赤玉土」がメインのため、ご覧の通り、すみれの植え替えにも赤玉が使われております。それでも元気に大きくなってくれました(^^♪
↓うちに来たときはなんと、この苔玉に入っていました。
見えますか?背の高いウォーターコイン(花も咲いています)
の下に何枚かの葉があります。それが銅葉すみれです!
これがどんどん大きくなり、開花し、今ではたくさん種を飛ばしています(笑)
タネをつけさせる必要がない場合は、花がらは摘み取る。
花後と秋に控えめに緩効性肥料を与える。
上記のようなことに注意すると、元気に成長しそうですね。
閉鎖花とは
スミレ属の中で、花を咲かせないまま種を付けることが起こります。これを閉鎖花と呼びます。
通常種を付けるまでの流れは、花が咲く→受粉する→結実となりますが、閉鎖花の場合は、花が咲くという工程がないまま、蕾の中で自家受粉が行われ、結実してしまうのです。
銅葉スミレでも、閉鎖花はよく見られます。花が一斉に咲き誇ったあと、ちょこちょこと出てくるようです。
閉鎖花は、進化の過程なのでしょうか。。そのうち「花を咲かせない」という事態が起こらないことを祈ります。やはり花は綺麗ですから、見せてほしいですよね(^^)
パンジーの種まきについては↓こちら
こぼれ種から育っている話は↓こちら
スミレの仲間の一つですが、葉の色のせいか、異色な雰囲気を放つスミレです(笑)
うちでは毎年越冬して、みごとに花を咲かせています。枯れ行く葉もありますが、また新しい葉が出てきますし、飽きの来ないすみれです。
とてもかわいく育てやすいので、是非挑戦してみてください。