ビオラ・ラブラドリカ 銅葉すみれ 黒葉ビオラ いろんな名を持つスミレ~閉鎖花まで

いろいろな名前

・ビオラ・ラブラドリカ

・銅葉すみれ

・黒葉ビオラ

・紫式部

沢山の呼び名を持つスミレですが、私は「銅葉すみれ」と呼んでいます。

銅葉すみれとは

銅葉すみれ について

開花期:2月~5月 11~12月

分 類:スミレ科ビオラ属 

原産地:北アメリカ北東部


多年草で、耐寒性・耐暑性があり、とても扱いやすいスミレです。

開花時期については長く時期があり、それぞれの個体によるのかなと思われます。 

葉も枯れず越冬します。よくある、パンジーなどは一年草ですが、こちらは、毎年ずっとそこに居てくれますよ(^^♪

紫色の小さな花がたくさん咲きます。とてもかわいいです!

よく増えてもりもりしてくるので、ガーデニングでシックなお庭によく合うと思います。


うちにある土は盆栽用の「赤玉土」がメインのため、ご覧の通り、すみれの植え替えにも赤玉が使われております。それでも元気に大きくなってくれました(^^♪


↓うちに来たときはなんと、この苔玉に入っていました。

見えますか?背の高いウォーターコイン(花も咲いています)

の下に何枚かの葉があります。それが銅葉すみれです!

これがどんどん大きくなり、開花し、今ではたくさん種を飛ばしています(笑)

一口メモ

ほっておくと、種は自然にはじけて飛んでしまいます。もし採取して取っておきたいということであれば、何かかぶせておいて、はじけ飛んでしまっても中に入っているようにしておくこともできます。その場合、袋を取り付けるのが大変です(^^; 

私の場合は、そろそろ弾けそう…というタイミングを見て、早めに茎を切って採取してしまいます。そのタイミングの見つけ方ですが。。

種は通常、下向きについています。その種が、上を向き始めるんです!その上を向いた時が弾け時。そんな上を向いた種があったら、当日もしくは明日には弾けるのではないかと思います。

タネをつけさせる必要がない場合は、花がらは摘み取る。

花後と秋に控えめに緩効性肥料を与える。

上記のようなことに注意すると、元気に成長しそうですね。

閉鎖花とは

スミレ属の中で、花を咲かせないまま種を付けることが起こります。これを閉鎖花と呼びます。

通常種を付けるまでの流れは、花が咲く→受粉する→結実となりますが、閉鎖花の場合は、花が咲くという工程がないまま、蕾の中で自家受粉が行われ、結実してしまうのです。


銅葉スミレでも、閉鎖花はよく見られます。花が一斉に咲き誇ったあと、ちょこちょこと出てくるようです。


閉鎖花は、進化の過程なのでしょうか。。そのうち「花を咲かせない」という事態が起こらないことを祈ります。やはり花は綺麗ですから、見せてほしいですよね(^^)


パンジーの種まきについては↓こちら


こぼれ種から育っている話は↓こちら


スミレの仲間の一つですが、葉の色のせいか、異色な雰囲気を放つスミレです(笑)

うちでは毎年越冬して、みごとに花を咲かせています。枯れ行く葉もありますが、また新しい葉が出てきますし、飽きの来ないすみれです。
とてもかわいく育てやすいので、是非挑戦してみてください。

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