花纏もみじ とは
芽吹きは紅く、葉が展開すると、赤・緑・白・ピンク色が目立ちだす。
枝垂れなので、風に揺れるさらさらとした葉は、みごとです。
華やかな印象の花纏モミジ、私も一本持っていました。過去形なのは、残念ながら居なくなってしまったからです。樹勢が悪くなり、手の施しようがなくなってしまいました。。
樹勢が悪くなる前には、斑が白っぽくなり、幽霊のようでした。
斑が多いとは
斑が多い = 葉緑素のない部分が多い
↓
葉緑素のない部分が多い = 光合成ができる部分が少ない
↓
光合成ができる部分が少ない = 栄養素があまり作れない
斑が多いということは、緑葉よりも弱く、手をかけてあげなければいけないということになります。例えば、なるべく日の当たらない半日影に置く、栄養を定期的に与える、などをしてあげて守る必要があります。
うちの花纏もみじは、まさに、栄養不足により衰退の一途をたどってしまったのかもしれません。なるべく日陰に避難させたりはしていたのですが・・・残念です。
幽霊
↑ほとんど白い葉です。
細いのにたくさん葉をつけてくれて、とてもきれいでした。
また手元に置きたいもみじです。
枝垂れモミジは他にも品種があります。
枝垂れもみじ
青枝垂れもみじ
薄緑色で芽吹き、徐々に濃い緑色へ。秋には紅や黄色っぽく変化します。
うちの青枝垂れは、黄葉しました!
紅枝垂れもみじ
芽吹きは紅く、徐々に緑色へ変化します。秋には紅や黄色に変化。
青枝垂れもみじ とは、芽吹きのみ違いますね。
エメラルドレース
小葉性の枝垂れもみじ。
小葉で、とても繊細な印象です。青枝垂れや紅枝垂れは葉の大きさがあるので、小さな盆栽を目指すなら、エメラルドレースはうってつけですね! 盆栽愛好家さんで、エメラルドレースを持っている方は結構いますし、私も一度、手にしてみたい品種です(^^♪
他にも細かく、枝垂れもみじには品種名がありますが、ここでは代表的なものをピックアップしました。
もみじ好きは、よく観察してしまう性だと思います。少しでも違う部分を発見すると、探求せずにはいられなくなります(笑)そういったことが災い(?)して、いろんな名前が生まれるのかな?と独断と偏見で思い至っております。。作出される方もいて、とても長い月日を費やして、新しい品種を生み出すことを考えると、是非そういったもみじにも触れてみたいな…と思います。たくさんの種をまいて、その中から出てきた特別な株を育て、新しい品種になることもあるそうです。。
植物の世界は、奥が深いですね。。
夏場もサラサラと涼し気な印象の、枝垂れもみじを手元に置いてみませんか?風になびく細い葉切れが、癒しを与えてくれますよ(^^♪