種まきは、種を集めるところからスタートです。種を購入して入手することもできますが、秋晴れの空のもと、種を探すのも楽しく気持ちのいいものです。
種集めについては↓こちらで記事にしております。
種まきの準備
種をまく準備として、採取した種を水につけ、一晩置くことをおすすめします。
水に種をいれ様子をみていると、沈むものと浮いたままのものが出てくると思います。この時、沈んだものは芽が出やすいといわれています。発芽率を上げるならば、種の選別の為、このように水につけるのがおすすめです。
もう一つ、水につけることの利点としてあげられるのは、外皮がふやけるということです。外皮がふやけると芽を出しやすくなるというわけですね。
しかし、取りまき(種を採取してそのまままく)の場合、水につける必要はないように思います。なぜなら、種をまいた土が乾燥しないように、ずっと水をあげ続けるわけですから、水につかっているのと同じ環境ということになるからです。
しかし、発芽率を上げるため、水に浸け選別するためならやる方がいいと思います!
種をまこう
取りまき
拾ってきた種を、あれば種まき用、またはその植物に見合った土へまきます。私の場合は、赤玉土です(^^;
土を軽く種の上へ乗せ、お水をたっぷり与えます。
モミジやクヌギ、ケヤキに関しても、土の上に種をまいたら、その上へ土をかけなくとも芽を出します。根を土の中へ、芽は上へ向けて子葉を伸ばします。
カラカラに乾くのを防ぐためにも、風通しのいい日陰で春まで様子をみます。土が乾いてきたらお水をたっぷり与えましょう。
保存し春にまく
保存しておく場合は、拾ってきた種をよく乾かし、保存します。越冬を体感させるためにも、私の場合、冷蔵庫(野菜室)にて保存しています。
茶封筒などに入れ、ジップロックで密封。それを暗くなるよう、缶の容器に入れ蓋をし、野菜室へ入れます。
↑こんな感じです。
春になり種まきの時期(3月頃)が来たら、保存していた種を出し、水につけて一晩おきます。
前にも書きましたが、沈んだ種程、発芽率がいいそうです。そんな種たちを土の上に並べ、お水をあげたら種まき完了です。
冷蔵庫保存をせず、常温にて保管していた種を使う場合は、休眠打破するため、水に一晩つけた種を冷蔵庫(野菜室)にて1ヶ月程度置いておきます。
まとめ
秋に集めた種を、来春の芽吹きを夢見ながら蒔いたり保存したり。
種集めも、種まきも、楽しい作業です。
残念ながら、まいた数だけ発芽するとは限りません。多めに蒔いてうまく育てられるようにしましょう。