去年の秋に、もみじ(流泉もみじ・濃紫もみじ)とケヤキ、クヌギの種を集めました。
その時の種や保存については↓です。
種まきの準備
水につける
野菜室にて冷所保存していた種を、水に浸けました。
2023.2.4 水に浸けてすぐの様子
↑流泉もみじ
↑濃紫もみじ
↑ケヤキ
残念ながらクヌギは、中に虫がいたらしく穴ぼこだらけでした。ですので今回は、モミジとケヤキのみまきます。
まき床の準備
赤玉土と鹿沼土を使います。
↑適当な容器に土を入れます。
下部分に水をかけたところです。
水をたっぷりかけ、土の汚れや細かい土を流します。
これでまき床の準備はOKです。
このまき床には、濃紫もみじの種をまきました。
沈んだ種と浮いた種
種を水に浸けると、浮くものと沈むものが出てきます。原因としては、種が乾燥しすぎていたり、中身が空だったりするようです。
流泉もみじ
「流泉もみじ」の浮いた種・沈んだ種、それぞれ別々にまき分けました。
12粒沈み、8粒浮きました。
↑下側に水をかけたところです。
この左側←2列に、沈んだ種を1つずつまきました。
右側→1列に、浮いた種を適当にまきました。
発芽率はどのくらいになるでしょうか!
「流泉もみじ」に関しては、実生からで、枝垂れるモミジになるのかどうか分かりません。先祖返りしてしまうことも考えられるからです。その辺りにおいても、今後何年で枝垂れだすのか、枝垂れないのか・・・こうご期待です(笑)
濃紫もみじ(ノムラモミジ)
ノムラモミジはイロハモミジの園芸品種といわれています。私個人の見解としては、オオモミジ系だと思っています。特徴としては、葉が大きく、新芽の頃から赤い葉で、夏場は緑色が入り、秋になると濃い紫色になります。
葉が大きいので、盆栽として形になるのか不安ですが、育ててみたい気持ちが消えなかったので、今年種まきをしました。ノムラモミジの実生は初めてなので、ワクワクしています。
ケヤキの種
ケヤキの種は、なかなか沈まず、1日半で4つしか沈みませんでした。
2日経ち、12粒沈みました。
あまり長く水の中もよくないと思うので、沈んだものから種蒔きしました。
↑沈まなかった種も、容器の縁に並べて見ました。発芽するかどうかの実験です。
今後の動きもこちらでご報告いたします!