もみじの品種
紫式部もみじ とは
Murasakishikibu momiji
モミジの品種の一つです。
漢字で書くと、紫式部椛となります。

斑入りのイロハモミジ系
斑は掃け込み斑
ピンク色の斑から、夏にかけて徐々に白っぽくなる
秋にはきれいな紅葉が見られる
幹色が独特
ムラサキシキブモミジの幹色
特筆したいのは、幹色についてです。

↑ピンクと緑のストライプ模様になっています。
ストライプ部分もありますし、マーブルっぽい部分もあり。とても不思議できれいです!
なんてかわいいんでしょう!というのは私個人の感想です。毒々しいと思われる方もいるかもしれません。そう思われてもおかしくないくらい、鮮やかに目立っています。

↑2022.7
うちの紫式部モミジは、残念ながら先祖返りでしょうか。。
ほとんど斑がなくなってしまいました。
今後、斑が戻ってくることはあるのか・・・分かりませんが、まだ頭部分には若干の斑入り葉がみられるので、大切に育てたいと思います。
紅葉の様子

↑2022.11
だんだん色付いてきたところです。

↑2022.12
紅葉し縮れてきた葉もあるので、この辺りで葉刈りします。

↑葉刈り後
こんな姿だったのです(笑)
少し剪定もしました。
↑こちらで剪定の様子など写真を交えて書いております。
よかったらご覧ください。
紫式部もみじの花

↑2024.3.24
家に来て初めて花をつけました。
うちの紫式部椛は、ほぼイロハモミジとなっておりますが、幹模様は健在です!まぎれもなくムラサキシキブモミジです!と主張できる証拠となっています。
幹肌と言えば…サルスベリ!
樹の幹といえば、百日紅(サルスベリ)という樹をご存じでしょうか。

↑【近所の公園のサルスベリ】
夏の初めごろから秋まで花を付ける樹ですが、その幹肌はすべすべしていて、とってもきれいなんです!

サルスベリという名の通り、猿(サル)が滑ってしまうほどツルツルしているというわけですね。そして、百日紅は幹肌だけでなく、お花もとてもきれいです。

花色・・・ピンク・紅・紫・白など
花の形・・・フリルのようにふわふわと咲き乱れます
最近では、百日紅の品種が増え、2色のツートンカラーで咲き誇っている品種もあります。夏場の花の少ない時期に、色とりどりに咲き誇っていると、とても映えて人目を引きます。
サルスベリは、盆栽としても選ばれる樹種です。種をよくつけるので、種をまいて実生っ子を育てるのも楽しそうですね。挿し木もできる樹種なので、気に入った花の咲くサルスベリを見つけたら、枝をもらってみるのもよさそうです。
低木または中高木の落葉樹
暑さにも寒さにも強い
100日近く咲き続けることから百日紅という名がついた
とにかく樹というものは、手元に置いて何年か観察してみないと、なかなか馴染めないものだな…と感じています。特に盆栽にしてみたいな…と思った初めての樹種は、どのように成長するのか、よく観察したいものです。私の中で、サルスベリとムラサキシキブ(モミジではない方です)は、一度手を出してみたい樹種です。


