別名 ウォーターマッシュルーム・タテバチドメグサ
和名 ウチワゼニクサ
原産国 北アメリカ、南アメリカ、西インド諸島
丸く光沢のある葉がとてもかわいい水生多年草です。どんどん増えていきます。キノコのように見えることから、ウォーターマッシュルームと呼ばれ、コインのように丸いことからウォーターコインとも呼ばれています。ビオトープに使用することもでき、水陸両用ですね。
ウォーターマッシュルームは、血止め草属です。
葉を傷口に当てて汁をつけ、血止めに使ったと言い、それが名前の由来にもなっています。本当に効くのかどうかは分かっていないそうです。
チドメグサは、ウォーターマッシュルームと仲間です。見た目もよく似ています。ウォーターマッシュルームが真ん丸な葉形に対して、チドメグサは切れ込みが入ります。
ウォーターマッシュルームと同じく、繁殖力が強いので、駆除対象とされてしまうこともあります。
繁殖力が強く、地下茎はよく分枝しながら長く伸び、各節から発根してよく増えます。

増えすぎたと感じたら、地下茎を切り戻しましょう。切り戻したものはまた増やすこともできますが、終わりのないループになりますね(笑)
地下茎を切り分けて、それぞれを植えることで増やせます。
ウォーターマッシュルームは横へ横へと広がります。地下茎があるからですね。それをある程度で切り分け、大きさを調整できますよ。地を這ってどこまでも伸びていくそうです。ある程度ジメジメした場所がいいそうですが、芝生の中などにも生えているそうです。
すでにお花が咲いています。

小さくて白い花です。

花言葉があり、 希望 だそうです。
どこまでも這って行き、繁殖してゆく様は、まさに希望を求めてどこまでも…という感じですね。
本当によく増えるのでびっくりしました。
水中に沈めても、茎をのばして水面まで葉を出してきます。
とても強い植物ですよ。
この後うちでは、バッタに葉をかじられたりしていましたが、それ以外の病気や害虫はなく、元気に育ちました。
ビオトープでウォーターマッシュルームを使っている方が大勢いらっしゃいます。ぴかぴかの緑なウォーターマッシュルームとお魚たちの動き、見ていて飽きません。もちろん、お魚がいなくても植物だけのアクアリウムは素敵ですね♪
アクアリウムとは水槽で観賞魚(熱帯魚、金魚)や水草・サンゴ礁を飼育・育成する趣味のこと。

