挿し木後、約2ヶ月が経ちました。
挿し木後1年くらい置いておこうと思いましたが、葉の変色が見られたため不安になり、掘り起こしてみることにしました。
挿し床
黒いビニールポットの中で、3本の挿し木が頑張ってくれました。
正面にある挿し穂の葉が、赤くなっているのが見えるでしょうか。この部分が私の不安をあおり、鉢上げを決意させました。
ちなみにこの時の挿し床は、赤玉土+バーミキュライト+鹿沼土です。
挿し穂は3本です。
挿し木の根の状態『3本』
1本目
まず1本目です。
葉が赤くなっていたあの挿し穂です。
片根でした。
土から出した時、思わず「うわ~」と言ってしまったほど、見事な片根。しかも、挿し穂の末端部分からではなく、途中から根を出しています。
2本目
2本目。
こちらも見事な片根でした。
挿し穂の末端ではなく、途中からの発根。これも、1本目と一緒です。
唯一違いがあるとすれば、根の太さでした。こちらは真ん中に、鹿沼土を抱えながら太い根を這わせています。
3本目
3本目を見てみます。
こちらは、四方にまんべんなく広がったいい根でした。ですが、よく見るとやはり挿し穂の末端ではなく、途中からの発根です。
鉢上げ
鉢上げと言いたいところですが、というか言っちゃっていますが、ビニールポット上げです(笑)
一番手前の挿し木が偏って植えられているのは、片根だった根がだいぶ頑丈で、あまり動かすと切れ落ちてしまうのではないかという心配から、なるべくそのままの形でと、このようになりました。
前に桜の取り木の時だったのですが、枝ごと落としてしまい、せっかく生えてきた根が取れてしまうという衝撃的な事件があったので、それ以降新しい根に関しては、取り木も挿し木も気を付けています。残念ながらその時の桜は、根を再生させることはありませんでした。。
分かったこと
今回の挿し木の根を見て分かったことは、根は挿し穂の末端から出るのではなく、途中から出ていることです。そしてなぜか2/3は片根だったということです。
片根の理由は、挿し穂の挿す場所が端の方だったことで、片方に伸びてしまったのか?そうだったとしても、四方へちょこっと出るくらいはできたのではないか?やはり発根しやすい場所があったのではないか?といろいろと考えていますが、答えは闇の中です。。
なんとも悩ましい今回の片根(笑)これからも、挿し木や取り木の鉢上げや根の様子を投稿していこうと思っております。終わりなき探求心!
何はともあれ、3本とも無事に発根していてよかったです。
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