モミジの水挿し
水挿しというと、観葉植物を思い浮かべる方が多いと思います。私もこれまで、観葉植物としてオリヅルランやポトスを水挿しし、あちこちに飾っていたことがありました。
今回は、樹である「もみじ」の水挿しについて書いていこうと思います。
水挿しとは
水挿しとは、挿し木方法の一つであり、挿し穂を土ではなく水に挿して発根を促すものです。
水挿しから
土へ植え替え
水挿しした挿し穂から、無事に発根を確認できたら、その後どうするかを考えます。
一つの方法として、土へ植え付けることができます。
水の中でストレスなく育った根は弱いことが多いため、植え付けの際は丁寧に優しく行いましょう。
そのまま育てる
もう一つの方法は、そのまま育てることです。水耕栽培や水栽培と呼ばれるやりかたです。水を交換してあげながら、水の中で育てていきます。
水も濁ってしまうと景観的にもよくないので、時々交換し、新鮮な水と空気を送ってあげます。
水耕栽培や水挿しについてまとめた投稿です↓
もみじの水挿し(実際の様子・画像あり)
土への挿し木にて少し発根した挿し穂を水に挿し、成長の観察をすることにしました。
↑2022.7.14 土へ挿し木した挿し穂たちです。
約2ヶ月後の鉢上げです。
この中の1本のみ、小さな瓶へ水挿しします。
ここには3本の挿し穂がありましたが、他2本はりっぱな根が広がっていました。鉢上げし、成長を見守ります。残り1本の根は、ほんの少し出たばかりという感じでした。その1本を水挿し用とすることになりました。
↓ほんの少し発根しているのが見えるでしょうか。
これを水挿しといってしまうのは反則かと思いますが、このまま水挿しということで観察を進めていこうと思います。
どのように根を伸ばしていくのか、もみじの根の観察としても大いに意義のある観察となることでしょう。
↑水に挿してから1日後。入れ物を変えました。
すでに根の成長が。。
↑3日目
大分根が伸びました。
↑6日目
新しい発根を確認できそうです!
そして、長く伸びた主根から側根ができそうですよ。
↑10日目
新しく出た根も、側根も大分伸びました!
↑26日目
長くなりましたので、今後の様子はこちら↓へ移行しました!