ハナミズキ(花水木盆栽へ~実生~発芽~整姿針金掛け)~文人木?

真っ赤な紅葉が気に入り、種を採取して実生に成功!

ハナミズキ

街路樹としてよく目にするハナミズキですが、最近ではハナミズキと聞くと、一青窈さんの歌の方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。どちらも素敵ですね♪ 

私は特に、紅葉した葉の色が好きで、盆栽仕立てにしたらどんなだろう…と思い立ち、種を採取してきました。花が咲くまで6~7年かかるそうです。 


実際、盆栽としてハナミズキを育てている方は少ないみたいです。庭木として、が主なのだと思いますが、私は私なりにやっていきますよ(^^♪

それでももし、それなりの大きさから育てたいという方向けの苗



ハナミズキ

原産地:北米東部からメキシコ北東部

花色:白・赤・ピンク

開花時期:4月中旬~5月中旬


私の記憶が正しければ、ハナミズキはまだ葉が緑のうちに真っ赤な実を付けます。つやつやとかわいい実は、おいしそうにも見えます(笑)

そのうち葉が紅葉し、真っ赤になるのですが、これもすばらしいです!!


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春になると、総苞片(そうほうべん)とよばれる色づいた葉っぱが大きくなります。花のように見えるのですが、この総苞片をたくさん付けた姿がハナミズキの花と思われている部分です。

本当の花は、この総苞片に守られるように中心に密集して咲いている部分なのだそうです。



種まき

↑2020年春、芽が出た。

↑2020年4月、育ってます。

↑2021年6月、まだまだ育ってます。

↑2022.6 曲りもついていい感じです。

下のほうに芽がでました!

割と強い樹種なのではないかと思います。少なからずうちでは、すくすく育っています。ちょっとうどん粉病を発症しましたが、お薬シュシュで耐えております。

うどん粉病については、うどん粉病との闘い~モミジのうどん粉病 予防と治療 ←にて触れていますので、よかったらご覧ください♪

ハナミズキはうどん粉病になりやすいようですので、やはり早めの予防が樹にとってはよさそうです。


私は、幹の細い感じがすきなので、盆栽の樹形でいうと文人木がお気に入り。とはいえ全部の樹を文人木にしてしまうのはちょっと…と思うので、いろいろチャレンジしています。


文人木とは

細幹で時代の乗りが良く枝数の少ない、侘び寂びの情趣のある瀟洒(しょうしゃ)な作り木のこと。

厳しい状況の中で育つ樹形。崖などでよく見られる樹形ではないでしょうか。それはそうと、瀟洒(しょうしゃ)って言葉、ご存じでしょうか?私は知りませんでした(^^; 調べましたよ♪↓

すっきりとあか抜けしているさま。俗っぽくなくしゃれているさま。

さっぱりして気がきいているさま。あかぬけているさま。


文人木はおしゃれさんなのですね(笑)

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