大人になるまでに、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。ドウダンツツジは、それくらい身近であちこちで見かけることができます。
白い小さな垂れ下がって咲く花は、いつ見ても可憐で愛しいです。
ドウダンツツジとは
特徴
ツツジ科ドウダンツツジ属
落葉広葉樹であり、低木
いくつかの品種あり
耐寒性があり比較的丈夫な樹種
ドウダンツツジの魅力は、春に咲く小さな花と秋の紅葉、そして落葉した後の幹肌です!
種類
ドウダンツツジ・・・白いすずらんのようなぶら下がって咲く花を付けます。
サラサドウダンツツジ・・・花の縁が赤くなります。ドウダンツツジとの差は、暑さに弱いことです。
アブラドウダンツツジ・・・葉の表面が油を塗ったようにテカテカしています。
ヒロハドウダンツツジ・・・通常より葉の幅が広い種類です。
柳葉と呼ばれる、葉が細長い品種もあります。
育て方
ドウダンツツジは浅く根を張るため、乾燥には気を付けてあげましょう。とはいっても、庭木として地植えする場合は、特に水やりをする必要はなく、育てやすいです。
春に花を咲かせます。花後の5月~6月頃にが剪定の適期です。夏に花芽を付けることから、花後すぐに剪定することで、次の年も花をつけるようになるからです。
花を咲かせなくても、秋の紅葉は見ごたえがあります。花にこだわらず、適宜剪定を行っても大丈夫です。
盆栽として
ドウダンツツジの盆栽もかなり流通しています。
樹形としては、模様木・吹き流し・根上がりなど、いろいろとチャレンジできそうです。
個人的には、「箒づくり」がこの樹には似合っていて作りやすいのではないかと思います。
↑関係ないですが、ドウダンツツジの根です。
自宅のドウダンツツジ
秋の紅葉に惹かれ挿し木に挑戦したのですが、失敗に終わってしまい、それ以来ドウダンツツジは縁がないとあきらめていたのですが、ホームセンターでかわいいポット苗をみつけ、購入して挑戦してみることにしました。
柳葉のかわいい苗です。
↑2022.10
下の方に芽吹きも見られるので、今後の樹形づくりが楽しみです。
トップでも動きが見られます↓
これは葉になるのかな?
↑2023.1
一応、紅葉するようです。次期はもっと綺麗に紅葉させたいと思います。
↑葉が落ちた後、芽が確認できました!
初めての樹種なので、不思議がいっぱい!楽しみいっぱいです!!