【桜盆栽】富士桜の秋の剪定 「雲竜性」とは 雲竜が意味するのは

桜は春に咲き、夏に葉を繁らせ、秋に落葉し、冬に寒樹となる。

うちにある桜は、富士桜(湖上の舞)です。

下向きに咲き、見た目も可憐な花は、とても可愛らしいです。

蕾が二つぶら下がる様は、まるでサクランボのようです。



富士桜とは


富士桜は、日本固有種で、マメザクラとか箱根桜と呼ばれています。

あまり大きくならないことが、豆桜と呼ばれる所以だそうです。

現在の様子

その可愛い富士桜の現在の姿です。

↑2022.12

夏に繁った葉が枯れてしまい、心配していたら、変な時期に枝葉を伸ばし始めて、この姿に至ります。

そろそろ剪定してスッキリさせます。

桜盆栽の剪定時期

時期は年に2回と言われています。1度目は、春の花後にグングンと成長する徒長枝を。2度目は、落葉後の休眠前。


剪定後

切り口にはトップジンを軽く塗って終了です。このまま春を待ちます。

盆栽としては不恰好ですね(^^;

雲竜性のためか、面白いほど勝手に枝模様を作ってくれます。

雲竜性とは


まず雲竜ということばは、竜が雲に乗って昇天するさまを意味しています。

雲竜性とは、枝がクネクネと曲りながら(うねりながら)伸びる性質のことです。

この性質を知ってから枝を見つめると、かっこいいなと思えてきますね。


花が咲いたら、またここに画像をアップします。


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