心が暖まる好きなもの~盆栽鉢に生える雑草とは~たんぽぽ

盆栽に限らず、鉢植えに飛び込んできた種。どこから来たのか、いつ入ったのか。苔もそうですが、小さく芽吹く雑草も心を癒します。

雑草や草について説明を交えながら、自宅の鉢に生えた雑草の画像を載せます。

雑草 (ざっそう)とは、 人間 の生活範囲に人間の意図にかかわらず 自然 に 繁殖 する 植物 のことである。 

私の場合、限られた鉢の中に生えてくる、私の意図にかかわらずな雑草たちなので、とてもかわいく思えるのですが、これが広大な畑や大きなお庭でのこととなると、憎き雑草になってしまうのでしょう。

しかし雑草にも、とてもかわいい花を付けるものも多く、よく観察してみると好きになる要素が含まれているかもしれません。

また、草物盆栽と言われる盆栽があります。草物盆栽とは、木ではなく草を使います。ひょろひょろと長い草や、花を咲かせるもの、シダや苔をあしらったもの、普通に生えていれば雑草と言われてしまうものなどがメインとして鉢に植えられ、年月をかけて持ち込むことによって、盆栽と同じように味が出てきます。

盆栽が鉢も含め、自然の中にある樹をイメージし評価されるなら、盆栽鉢の中に草があるのもまた一興と思えてしまうのは私だけでしょうか。。

雑草1

こちらの雑草は五月紅というもみじの鉢に生えています。

日に日に大きくなっている気がしますが、抜く気になれず(^^;

「カタバミ」という植物のようです。黄色いかわいいお花が咲くようですよ。


五月紅

芽吹きが遅く5月頃になることと、葉先に紅を差したように赤くなることから、この名前が付いたようです。

雑草その2

同じく、五月紅の鉢に生えているもの。

なんだろう??シソの葉に似ています(笑)


取り木っ子の織姫に生えてきたもの。

雑草その3

見てください!後ろの三つ葉の子。とても小さいのに、もう虫に食われています。こんなに小さいのに、自然界の厳しさを表現しているかのようです。

雑草その4

ここでは固まって生えていました。


雑草その5

↑乳銀杏の鉢に生えていました。

とっても気になる葉の形です!なんでしょうか。。




誰もが知る「タンポポ」も雑草の分類ですね。

たんぽぽ

日本在来種と外来種とが存在する。なんでもそうですが、外来種は強くどんどん浸食していきます。なぜなら、繁殖方法が違うからです。在来種は受粉が必要なため、他の株の花粉をまたなければいけません。要は、昆虫(ハチや蝶など)が飛んできてくれるのを待つしかないのです。しかし外来種は受粉の必要がないことから、どんどん数を増やしていけるのです。もう一つ原因がありました。種の量と重さです。在来種は、種の量が少ないばかりか、重いため、それほど遠くへ飛んでいけないのです。

二ホンタンポポと呼ばれる在来種と、セイヨウタンポポと呼ばれる外来種。どのように見分けるかご存じでしょうか。

総苞片(そうほうへん)が反り返っているかどうかで見分けるそうです。花びらの付け根と茎をつなぐあたりにある緑色の部分。


それにしても雑草はたくましいですね。種として飛び込んできて、その地で芽吹く。。



皆様のお宅ではいかがでしょうか。面白いものが生えていませんか?(^^♪

タイトルとURLをコピーしました