ハクチョウゲ、白鳥花、白丁花~うちでは八重咲の真っ白な花を付けます~寿命まで

ハクチョウゲとは

・原産地・・・東南アジア

・分布・・・日本の沖縄、中国、台湾、インドシナ半島、タイに分布

・特徴・・・丈夫で剪定に強く、よく枝分かれする。

ハクチョウゲとは

ハクチョウゲは、中国、台湾に分布するアカネ科ハクチョウゲ属の常緑小低木で、庭木や生け垣として利用されるほか、盆栽としても仕立てられます。

↑2022春 これでもか!というほど蕾を付け、咲き誇っていました。 

うちには2鉢ハクチョウゲがあります。選定してもしても、次々と枝を出して元気いっぱいです(笑)

常緑低木なので、残念ながら紅葉は拝めません。けれど冬に葉のある樹は安心感を感じます。落葉樹は葉が全て落ちてしまうと、ちゃんと生きているのかどうか不安になりますから。。

ハクチョウゲには、5つの花びらがぱっと開いたような花の咲くものと、上の写真のような八重咲きのものがあります。花の色もピンクがかったものもあり、斑入りのものもあることから、品種的には3~4つに分類することができそうです。

斑入りハクチョウゲ・・・葉に斑が入るもの

ダンチョウゲ・・・節が詰まり葉が密に生えるもの

二重咲きハクチョウゲ・・・花びらが大きく二重咲き

八重ハクチョウゲ・・・八重咲きのもの

花の時期

初夏、と書かれていますが、うちは春先でした。そして記憶が確かなら、秋ごろにもまた咲いていたような気がします。二季咲き???今年、気を付けて見てみますね。

秋を見る前に、真夏にいくつか花を付けました!

通常サイズより小さく、目立たないように咲いていた印象です。

小さいのにバラのように八重に咲き誇る白い花は、本当にきれいです。

↑4.20 蕾をつけ始めています。一気に咲きそうです!

秋咲き

秋にもやはり咲いていました。

↑2023.11.10

ちらほらと蕾を付け、ポツポツと咲いた印象です。

寿命

10年が寿命と言われています。10年経つ前に、取り木や挿し木で分身を増やしておかないと、居なくなってしまいます。

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剪定

よく枝をのばすので、適宜剪定します。強めに剪定しても、あちこちからすぐに芽吹いてくれます。すきな形にできるのは楽しいですね。

成長期があるため、7月上旬と10月上旬ごろに剪定すると、ちょこちょこと伸びる枝に惑わされずにすみそうです。



ハクチョウゲの挿し木

花の時期に、びょんびょん伸びてきた枝を剪定し、挿し木をしてみました。花を付けたまま挿してしまい、上手く行かないのではないかと、事後に後悔しました(^^; でも!!

↑2022.5 挿し木

5~6本挿したと思う。無事発根してますよ♪

発根した上記の挿し木の鉢上げの様子↓

よろしければご覧下さい!

こんなに小さな短い枝でも、よく根を出すので分身作りは容易だと思われます。

枝もあちこちからすぐに出るので、いいのか悪いのか、樹形づくりは楽しめそうです。


上記のように、容易に挿し木に成功する樹です。

寿命のことも考えると、ときどき挿し木で株を持っているのはいいと思います。


香丁木もハクチョウゲと同種のようです。

どう違うのだろう?とずっと疑問でしたが、どうやら同じということです。しかし葉の大きさが違うと書かれたサイトもありますので、実際に手元に置いて、比べてみたいと思っています。


ハクチョウゲは白い花が咲きますが、つぼみの時は紫がかった色をしています。そこから開いた花びらは、真っ白でとても清楚です。

盆栽仕立てにする場合は、針金掛けによる枝の曲り付けは容易です。しかし、ハサミによる剪定によって樹形を作っていくのが主となっているようです。私も針金によって、くねくねと曲りをつけたこともありましたが、今はハサミの剪定のみとなっています。


ハクチョウゲは丈夫で剪定にも強く、枝も柔らかいので扱いやすい樹種だと思います。



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