取り木方法~挿し木との違い~松ヶ枝モミジで取り木中

 

松ヶ枝モミジは、斑入りですが、斑を強調してないところと紅葉もきれいなところが気に入っています!


只今、取り木に挑戦中。

まだ9日しか経っていないですね。

とても楽しみ♪ 

取り木とは

茎の途中から根を出させ、そこで切り取ることで新たな株を得る方法である。 主として 木 の枝を対象とする。 先端からある程度下の位置で樹皮を一回り切除して、その部分を乾燥しないように ミズゴケ などで巻いて 不定根 を発生させる。 普通、樹皮を剥いだ部分の上側から根がでるので、その直下で切る。 この方法は、例えば 挿し木 のように新 個体 とする部分を切り取らないから、失敗して枯れてしまう可能性が低い。 また挿し木では差し穂をかなり小さく切りつめなければならないのに対して、この方法では上側も下側も枝と葉を広げた姿で残るので、分けた直後からそれぞれよく育った形である。

↑上記のように書かれています。

挿し木よりも成功率が高く、万が一失敗しても、生きていてくれるという安心感があります!

 

取り木の目的

1つは繁殖のために数を増やすこと、もう1つは弱った根の代わりに新しい根を作ることです。


私はこれまで、繁殖目的でしか取り木を行ってきませんでした。弱った根の代わりという考え方は無でしたので、とても新鮮で驚きました。

取り木の方法もいくつかあります

一つずつ見ていきますね。

取り木の方法

高取り法

幹や枝から取り木します。

環状剥皮した部分をミズゴケなどで覆い、発根させる方法。


ごく一般的な取り木方法になります。

環状剥皮した部分に発根剤をつけるなどして、発根をうながします。特に使用しない方もいるようです。

圧条法

地面の近くに伸びている枝を曲げ、土中に伏せてその部分から発根させます。

これもやはり環状剥皮しておくとよいでしょう。


土の中ということで、乾燥からの安心感はありそうですね。でも、高取り法のように、発根が見えないのが残念ではあります。

盛り土法

株の根元に土を盛って、発根させます。

 
こちらは、ただ土を根元に追加する要領なので、とても簡単ですね。


挿し木との違い メリットデメリット

挿し木も繁殖方法ですが、取り木と挿し木の違いはなんでしょうか。

挿し木は、剪定した細い枝などを使うことが多く、切り口から発根させます。取り木はもともと根のあるものの途中から発根させることと、ある程度の太さのある枝や幹となるため、挿し木よりもよく育ちます。安心感もあります。

 

皆さんはどちらに挑戦したいでしょうか。私は安心感のある取り木も好きですが、どうしても毎年挿し木をしてしまいます。剪定時に出た枝を挿さずにはいられないからです(笑)

 

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